四川省峨眉山で「失踪」半世紀の絶滅危惧種を発見

四川省峨眉山で「失踪」半世紀の絶滅危惧種を発見

新華社 | 2024-09-04 13:39:45

発見された絶滅危惧種の両生類、峰斑林蛙。(4月1日撮影、峨眉山=新華社配信)

  【新華社峨眉山9月4日】中国四川省の峨眉山林業管理所はこのほど、同所職員が通常のパトロール・監視中に、絶滅危惧種である両生類の峰斑林蛙(学名:Rana chevronta)3匹を偶然発見したと明らかにした。これは峨眉山で同種が「失踪」して以来、50数年ぶりに「姿を現した」ことになるという。峰斑林蛙は峨眉山の固有種で、標高約1800メートルの針葉樹と広葉樹の混交林地帯に生息している。1978年に中国科学院の研究員、胡淑琴(こ・しゅくきん)氏と葉昌媛(よう・しょうえん)氏が共同で命名。国際自然保護連合(IUCN)の2019年評価結果では、絶滅危惧IA類(CR)のカテゴリーに分類されている。

発見された絶滅危惧種の両生類、峰斑林蛙。(4月1日撮影、峨眉山=新華社配信)

峰斑林蛙を探す峨眉山林業管理所の職員。(4月1日撮影、峨眉山=新華社配信)

峰斑林蛙を発見した峨眉山林業管理所職員。(4月1日撮影、峨眉山=新華社配信)

水の中にいる両生類の峰斑林蛙。(4月1日撮影、峨眉山=新華社配信)

発見された絶滅危惧種の両生類、峰斑林蛙。(4月1日撮影、峨眉山=新華社配信)

発見された絶滅危惧種の両生類、峰斑林蛙。(4月1日撮影、峨眉山=新華社配信)

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