中国の川青鉄道、科学技術で建設上の難題を解決

中国の川青鉄道、科学技術で建設上の難題を解決

新華社 | 2024-09-02 20:23:41

   【新華社成都9月2日】中国の四川省成都市と青海省西寧市の間で建設中の川青鉄道は8月30日、四川省アバ・チベット族チャン族自治州松潘県内の鎮江関-黄勝関間が開業し、世界自然遺産の黄竜、九寨溝への高速鉄道でのアクセスが可能になった。同鉄道は南の起点となる成都東から黄勝関が開通したが、この区間は青蔵高原の東端に位置する高低差の激しい断層地形で、標高500メートル余りの成都平原から3千メートルを超える地点への勾配が続く国内でも難度の高い鉄道工事の一つとなった。

   中国の国鉄運営を担う中国国家鉄路集団は建設参加部門を組織し、調査と設計、トンネルと橋梁の施工、駅舎建設、軌道敷設などで技術的難関の克服に取り組み、生態的配慮が必要な地域を迂回(うかい)する路線選択やトンネル建設時の軟岩の変形、急勾配の軌道敷設など建設上の難題を解決した。

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