タンザニアのムワンザ州で、水道管の接続を喜ぶ地元住民。(2023年6月13日撮影、ムワンザ=新華社記者/王冠森)
【新華社ナイロビ9月2日】西アフリカの玄関口と呼ばれるセネガルから東アフリカのケニア、「サイザル麻とライラックの国」タンザニアから「千の丘の国」ルワンダまで、中国はアフリカ各地で何千もの「幸福の井戸」を掘り、数百万人に安全な水を届け、希望に満ちた大陸を潤してきた。
習近平(しゅう・きんぺい)国家主席は2015年12月に開かれた中国・アフリカ協力フォーラム(FOCAC)ヨハネスブルグサミットで、中国とアフリカが共同で「十大協力計画」を実施すると発表した。中国が長年にわたりアフリカの農村で続けてきた井戸掘削プロジェクトは、計画遂行に向けた重要な措置となっている。
幸福の井戸は人々の日常生活を改善し、生産と開発を力強く支えるとともに、中国とアフリカの実務協力を促進する役割を果たしており、共同発展に向けた協力の象徴でもある。
セネガルのディウルベル地区にあるトヌフル村で、住民の水くみを手伝う井戸調整員のママドゥ・ディエングさん(右から3人目)。(2023年3月20日撮影、ダカール=新華社記者/韓旭)
セネガルのディウルベル地区にあるトヌフル村で水を運ぶ住民。(2023年3月20日撮影、ダカール=新華社記者/王子正)
ジンバブエの首都ハラレ近郊の畑でトウモロコシの生育状況を確認する農家の人。(4月3日撮影、ハラレ=新華社配信)
ジンバブエの東マショナランド州で行われた井戸300基建設プロジェクトの起工式で掘削を行う作業員。(7月22日撮影、モンバサ=新華社配信)
ルワンダ東部州ガシボ地区ムランビで、中国の援助で建設された井戸を検査する作業員。(2022年4月11日撮影、キガリ=新華社配信)