中国共産党3中全会「決定」の用語解説(21) 密接型医療連合体

中国共産党3中全会「決定」の用語解説(21) 密接型医療連合体

新華社 | 2024-09-01 10:59:59

   【新華社北京9月1日】中国共産党が7月の第20期中央委員会第3回全体会議(3中全会)で採択した「改革のさらなる全面深化と中国式現代化の推進に関する中国共産党中央委員会の決定」について、重要な用語を解説する。第21回は「密接型医療連合体」。

   ▽「決定」の原文

   医薬・衛生体制改革を深化させる。(中略)良質な医療資源の拡充と地方への移転および地域間の均衡のとれた配置を促し、分級診療体系の構築を急ぎ、密接型医療連合体の整備を推進し、基層における医療衛生サービスを強化する。(「決定」第11章「民生を保障、改善する制度体系の健全化」より)

   ▽用語解説

   密接型医療連合体の整備とは、一定区域における一部医療機関の間での分業・協力メカニズム、診療所と病院が連携して患者を治療する「双向転診」メカニズム、インセンティブと制約による利益共有メカニズムの構築を通じ、人材、技術、サービス、管理の連携・共有を促し、基層の能力を向上させ、責任、管理、サービス、利益の共同体を形成することを指す。関連医療機関の間で医療サービスと管理の一体運用を実現、医療資源の共有・共用を促し、資源の配分と利用の効率を高め、持続可能な運営と発展を確保、公平で利用しやすく多層的で体系的な医療・衛生サービスを近く便利なところで人々に提供する。

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