深圳・香港・広州地域、5年連続で世界2位 科学技術クラスター

深圳・香港・広州地域、5年連続で世界2位 科学技術クラスター

新華社 | 2024-08-31 08:23:44

   【新華社香港8月31日】世界知的所有権機関(WIPO)が27日に発表した2024年版グローバルイノベーションインデックス(GII)の「科学技術クラスター」トップ100ランキングで、中国の「深圳・香港・広州」が5年連続で2位となった。

   香港特別行政区政府の報道官は、WIPOが世界のイノベーション・科学分野における粤港澳大湾区(広東・香港・マカオグレーターベイエリア)の主導的な地位を引き続き高く評価したことに触れ、特区政府はこれを歓迎すると述べた。大湾区の国際科学技術イノベーションセンターは国の科学技術イノベーション体系の中で重要な戦略的地位を占めており、香港は引き続き科学技術イノベーションの発展を積極的に推進し、基礎研究能力を強化する方針を示した。地元のエコシステムを整え、新型工業化を推し進めることで、香港の実情に応じた「新たな質の生産力」(科学技術イノベーションが主導し、質の高い発展を促す生産力)の育成を加速させるとした。

   その上で、香港が自身の強みをうまく活用し、科学技術イノベーションを巡る大湾区内の都市との協力を強め、より完全で国際競争力の高い科学技術イノベーション産業チェーンを共同で構築し、国が推し進めるハイレベルな科学技術の自立・自強に向けて新たな、より大きな貢献を果たすことに力を尽くす方針も明らかにした。 

   WIPOは特許出願活動と学術定期刊行物に発表された科学論文の分析を通じ、世界の科学技術分野の発明・イノベーション活動でリードする地域を特定してランキングを作成している。今年のランキングによると、「深圳・香港・広州」の2019~23年の特許出願件数は100万人当たり2303件、2018~22年の論文発表数は100万人当たり3469本でいずれも前回より増加した。

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