中国のネット配車業者、７月末で３５６社に

上海市内の路上を走行する滴滴の自動運転タクシー。（資料写真、上海＝新華社記者／丁汀）

　 【新華社北京８月２８日】中国交通運輸部が２８日、全国インターネット配車監督管理情報プラットフォームの統計データとして、全国で営業許可を取得したネット配車サービス業者は７月３１日時点で３５６社となり、前月末から２社増えたと明らかにした。

　 ネット配車ドライバー資格証明書の発行件数は前月比０・５％増の７１５万９千件、車両の運送許可証は１・２％増の３０５万３千件。同プラットフォームが取りまとめた各社予約件数は４・３％増の１０億１千万件だった。

　 予約件数上位１０社のうち、コンプライアンス率（ドライバー、車両いずれも認可を受けている予約の比率）が最も高かったのは杭州携華網絡科技傘下の「携華出行」で、最も低かったのは滴滴出行（ディディ）傘下の「花小猪出行」となった。

　 主要中心都市でコンプライアンス率が最も高かったのは広州市（広東省）で、最も低かったのはウルムチ市（新疆ウイグル自治区）だった。