【新華社ウルムチ8月23日】中国新疆ウイグル自治区バインゴリン・モンゴル自治州和静県で20日、自治区内27カ所目となる民間空港、和静バインブルク空港が開港した。
同空港の孫建江(そん・けんこう)総経理は、バインブルクと庫爾勒(コルラ)を結ぶ往復便がすでに就航していると話し、今後は自治区の他都市との路線を段階的に開設していくとした。
和静県に位置するバインブルク草原は水と草が豊富なことから重要な牧畜拠点の一つとなっており、国内外に知られる観光地でもある。
山東省から観光に訪れた蘇玥(そ・げつ)さんは、コルラからバインブルクまで車で約6時間かかるところ、空路なら1時間で到着でき、便利になったと語った。
同空港の滑走路は標高2506・9メートルに位置しており、自治区内で2番目の高高原空港(標高2438メートル以上の空港)となった。(記者/宿伝義)