チャイナ・トラベル 地元在住日本人が案内する「上海の頂上」

チャイナ・トラベル 地元在住日本人が案内する「上海の頂上」

新華社 | 2024-08-21 16:44:29

上海タワーの入り口前から案内する優雅さん。(8月4日撮影、上海=新華社記者/王翔)

  【新華社上海8月21日】中国では144時間トランジットビザ免除措置の実施に伴い、訪れる外国人観光客がますます増えている。では中国を訪れたら、どこに行くのがよいだろう。上海在住の日本人で網紅(インフルエンサー)の優雅さんは、中国一の超高層ビル上海中心大廈(上海タワー)にやって来た。優雅さんと一緒に「上海の頂上」を旅してみよう。

  「私は上海で育った日本人です。今日は上海で一番高いビル、上海タワーへ行くつもりです」と話すのは、中国のソーシャルメディアでインフルエンサーとして知られる優雅さん。

上海タワーの朶雲書院にある展望台「好望角」を紹介する優雅さん。(8月4日撮影、上海=新華社記者/王翔)

  優雅さんにとって、上海タワーに来たら必ずしなければならないことがある。それは、中国の有名なテレビ塔、東方明珠塔を見ることだ。「子どもの頃、一番印象に残っているテレビ塔です。当時最も有名で、一番高く、周りには何もなかったのですが、今は低く見えます。時代の変化には驚かされます」と優雅さんは述べた。

上海タワーの展望台「観光庁」の入り口前から案内する優雅さん。(8月4日撮影、上海=新華社記者/王翔)

  さらに優雅さんは、地上632メートルという世界一高い場所にあるアートスペースに行き、マルチメディア映像と音楽、照明、プロジェクション、レーザーなどの多次元的な芸術表現手段を統合した光と影のテクノロジーによるインタラクティブショーを鑑賞した。

  ショーが行われる場所の中心には「上海慧眼」と呼ばれる重さ千トンのダンパーがある。強風に見舞われたとき、このダンパーは建物の揺れを低減させ、超高層ビルの建物本体の安定性と安全性を保つための大切な働きをする。

上海タワーの朶雲書院にある展望台「好望角」を紹介する優雅さん。(8月4日撮影、上海=新華社記者/王翔)

  優雅さんはまた、上海タワーの52階にある書店「朶雲書院」を訪れ、微信支付(ウィーチャットペイ)に紐づけした日本のクレジットカードを使ってコーヒーを買った。優雅さんは「カード情報を入力し、リストから自分のカード引き落とし口座のある銀行を見つけて、確認をクリックすれば完了です。微信支付を使えば、間違いなくスムーズに決済できます」と紹介した。(記者/唐斯琦、黄安琪)

上海タワーの118階にある展望台「上海之巓」を散策する優雅さん。(8月4日撮影、上海=新華社記者/王翔)

上海タワーの126階にある「天時632アートスペース」で光と影のショーを楽しむ優雅さん。(8月4日撮影、上海=新華社記者/王翔)

上海タワーの126階にある「天時632アートスペース」で光と影のショーを楽しむ優雅さん。(8月4日撮影、上海=新華社記者/王翔)

上海タワーのエントランスで上海にある3棟の高層建築を示す優雅さん。優雅さんの左後方が中国一の高層ビル、上海タワー。(8月4日撮影、上海=新華社記者/黄安琪)

中国一の高層ビル、上海タワーから見た黄浦江の眺め。(8月4日撮影、上海=新華社記者/黄安琪)

上海タワーの朶雲書院にある展望台「好望角」。(8月4日撮影、上海=新華社記者/黄安琪)

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