新華ラジオ－日本語で聞く中国ニュース（８／１９）

   【新華社北京８月２０日】新華ラジオ－日本語で聞く中国ニュース、８月１９日のニュースをお届けします。

   １．中国の有人潜水艇「蛟竜号」、西太平洋での初潜航に成功

   ２０２４年西太平洋国際航海科学調査チームは１８日、西太平洋海域で「蛟竜（こうりゅう）号」の初潜航に成功しました。蛟竜号は中国が独自に設計、製造した７千メートル級有人潜水艇で、今回が３００回目の潜航となります。同艇は海洋試験、試験運用、業務運用などを経て、太平洋、インド洋、大西洋を航行してきました。

   ２．北京自動車博物館で充実の週末

   中国北京市豊台区の北京自動車博物館で１８日、多くの親子連れが自動車にまつわる知識を学び、没入型体験プログラムを楽しんで充実した週末を過ごしました。

   ３．涼求め大型プールにぎわう　重慶市

   連日猛暑が続く中国重慶市では、涪陵（ふりょう）区にある大型プールレジャー施設、美心紅酒小鎮水上楽園が涼を求める大勢の市民や観光客でにぎわっています。

   ４．渝昆高速鉄道、重慶－宜賓区間で運行テスト開始

   中国の重慶市－雲南省昆明市間で建設中の渝昆（ゆこん）高速鉄道は１６日、重慶西－宜賓東（四川省）区間で運行テストが始まり、重慶西駅から試験列車が出発しました。各システムの通常・非常時の輸送適応性、運営要求に対する運行方式の準拠性を検証し、科学的、合理的な輸送計画の技術的根拠とします。

   渝昆高速鉄道は、縦横各８ルートからなる中国の高速鉄道網「八縦八横」の主要路線の一つ、京昆（北京－昆明）ルートの重要な構成部分。開通後は「国家総合立体交通網」が一層整備され、沿線の経済・社会の質の高い発展を促進します。

   ５．豪雨被災地で復旧活動進む　湖南省祁陽市

   中国湖南省祁陽（きよう）市で豪雨の影響による洪水や山崩れが起き、複数の郷・鎮の道路や水道、電力設備、農地などが被害を受けました。各部門は連携してインフラ復旧や泥の除去などを行い、住民の生活と生産活動の早期回復を図っています。

   ６．中国とマレーシアの企業、クラン川河畔でマングローブ林の再生活動

   中国インフラ建設大手、中国交通建設集団傘下の中国交通建設（マレーシア）は１５日、マレーシアの地元企業と共同で企業の社会的責任（ＣＳＲ）の一環として「マングローブ林再生計画とクラン川スタディーツアー」を実施しました。活動はセランゴール州のクラン川マングローブ林保護区で行われ、両国の従業員約１００人が参加しました。

   以上、「新華ラジオ－日本語で聞く中国ニュース」をお伝えしました。