【新華社北京8月19日】中国共産党が7月の第20期中央委員会第3回全体会議(3中全会)で採択した「改革のさらなる全面深化と中国式現代化の推進に関する中国共産党中央委員会の決定」について、重要な用語を解説する。第8回は「職普融通」。
▽「決定」の原文
教育の総合改革を深化させる。質の高い教育体系の構築を加速し、人材育成の方法、学校運営のあり方、管理体制、保障の仕組みの改革を統一的に推進する。(中略)「職普融通」「産教融合(産業と教育の融合)」の職業教育体系の構築を加速する。(「決定」第4章「全面的イノベーションを支援する体制・仕組みの構築」より)
▽用語解説
「職普融通」とは中等職業学校と普通高校の連携を指す。職業教育と普通教育の教育リソースの共有、育成成果の相互承認、発展ルートめぐる協力などを通じ、人材育成モデルの改革を推進、生徒が成長し有用な人材になるための多様なルートの選択肢を用意し、中国式現代化を推進する高い素養を備えた複合型技術・技能人材の輩出を目指す。