【新華社北京8月16日】中国商務部の報道官は15日、同部と税関総署が同日に実施決定を発表したアンチモン、超硬材料関連品目の輸出規制について次のように説明した。
中国は国際慣行と自国の需要に基づき、関連品目の輸出規制を実施する。目的は国の安全保障をより良く擁護し、拡散防止などの国際的義務を果たすことにある。
この政策は9月15日から実施する。アンチモン、超硬材料関連品目の輸出規制は国際的な慣行であり、特定の国や地域を対象とするものではない。関連規定に合致するものについては輸出を許可する。中国政府は世界の平和と周辺地域の安定を揺るぎなく擁護し、グローバルな産業チェーン・サプライチェーン(供給網)の安全を保障し、法令を順守する貿易の発展を促進しているが、中国の規制品目を利用して中国の主権、安全保障、発展利益を損なう活動を行うことについては、いかなる国・地域であれ反対する。