新華ラジオ－日本語で聞く中国ニュース（８／１４）

　【新華社北京８月１５日】新華ラジオ－日本語で聞く中国ニュース、８月１４日のニュースをお届けします。

　１．中国国際サービス貿易交易会、記者説明会と会場見学会開催

　中国北京市石景山区の新首鋼ハイエンド産業総合サービス区（首鋼園区）で１２日、２０２４年中国国際サービス貿易交易会（ＣＩＦＴＩＳ）の記者説明会と会場見学会が開かれました。今年のテーマは「グローバルサービス、互恵と共有」で、９月１２日から１６日まで北京国家会議センターと首鋼園区で開催されます。

　２．岸田首相の不出馬表明　中国外交部「内政問題にコメントしない」

　中国外交部の林剣（りん・けん）報道官は１４日、日本の岸田文雄首相の自民党総裁選への不出馬表明に関する質問に、日本の内政問題としてコメントを差し控えました。

  林氏は次のように述べました。関連状況に留意していますが、日本の内政であり中国はコメントしません。中日両国は重要な近隣であり、われわれは日本と共に両国間の四つの政治文書を踏まえ、戦略的互恵関係を全面的に推進し、新時代の要求に合致した建設的、安定的な中日関係を構築していきたいと考えています。

　３．中国の鉄道旅客輸送量、１～７月は２５億人超す

　中国国家鉄路集団がこのほど発表した２０２４年１～７月の鉄道による旅客輸送量は前年同期比１５・７％増の延べ２５億２２００万人、輸送規模を示す旅客輸送人キロは１０・６％増の９４５４億５３００万人キロで、いずれも１～７月の最高を記録しました。

　４．北京で「ＯＮＥ ＰＩＥＣＥ」アニメ２５周年イベント　来場２万人突破

　中国でも大人気の漫画「ＯＮＥ ＰＩＥＣＥ（ワンピース）」のアニメ放送開始２５周年を記念したイベントが北京でスタートし、夏休み中の子どもやファンらでにぎわっています。会場の担当者によると、７月２１日のオープン以来、来場者数は２万人を超えました。

　イベントは１７の展示ホールで開かれ、過去２５年の放送の名場面をマルチメディア技術で再現。インタラクティブなコンテンツも数多く用意され、来場者は「地図探検モード」でアニメの内容を順にたどったり、自分で描いた絵をその場で３Ｄアニメに変換するなどの体験を楽しめます。

　５．ポケモンと自然を学ぶ　北京の国家動物博物館で科学展

　中国北京市の国家動物博物館で９日、人気キャラクター「ポケモン」を通じて生物多様性などを紹介する科学展「終わりなき科学－ポケモン科学普及３部作」が始まりました。科学雑誌「中国国家地理」傘下の「博物」雑誌社と日本の株式会社ポケモンが主催し、来場者はピカチュウやリザードン、コダック、カビゴンなど１７体のポケモンのオブジェを見ながら自然について学ぶほか、さまざまなインタラクティブゲームも体験できます。会期は１０月６日まで。

　以上、「新華ラジオ－日本語で聞く中国ニュース」をお伝えしました。