新華ラジオ－日本語で聞く中国ニュース（８／１３）

   【新華社北京８月１４日】新華ラジオ－日本語で聞く中国ニュース、８月１３日のニュースをお届けします。

   １．中国外交部、歴史の真相明かした清水英男さんを称賛

   中国外交部の林剣（りん・けん）報道官は１３日、中国侵略日本軍７３１部隊の元隊員、清水英男さん（９４）が同日に黒竜江省ハルビン市の７３１部隊罪証陳列館と部隊跡地を訪れ、部隊の犯罪行為を証言したことに関し、中国は歴史に向き合い、真相を暴露した清水さんの勇気を称賛すると述べ、日本は国内外の正義の声に真剣に耳を傾け、軍国主義の侵略の歴史を正しく認識して深く反省すべきだと表明しました。

   ２．中国の宅配便取扱量、今年１千億件突破　２３年より７１日早く

   中国の今年１月からの宅配便取扱量が１３日、累計で１千億件を突破しました。２０２３年より７１日早い達成となりました。１人当たり受け取り件数は７１・４件、１日当たり取扱量は４億４千万件に上っています。国家郵政局が１３日発表したモニタリングデータで分かりました。

   ３．爽やかな秋晴れの北京

   中国北京市は１２日、晴天に恵まれ、青空に白い雲が映える爽やかな一日となりました。

   ４．中国、中医薬の標準体系を確立

   中国国家中医薬管理局はこのほど開いた記者会見で、中国には現在、中医薬に関する各種標準が３千項目以上あり、中医薬の標準体系がほぼ構築されていると明らかにしました。中国はこれまでに、中医薬に関する推奨性国家標準７７項目、指導性技術文書１２件のほか、業界標準１０項目、地方標準１千項目以上、団体標準２５００項目以上を制定しました。国際標準化機構による中医薬技術委員会（ＩＳＯ／ＴＣ２４９）が発表した中医薬の国際標準は１１２項目に上ります。

   ５．ヤシの実彫刻の伝承と革新に取り組む職人　中国海南省

   中国海南省のヤシの実彫刻は、ヤシの実の殻を材料とする伝統的な彫刻芸術で、２００８年に国家級無形文化遺産リストに登録されました。ヤシの実彫刻の代表的伝承者、呉名駒（ご・めいく）さんは、中学生の時に偶然訪れたヤシの実彫刻工場で年配の技術者に弟子として迎えられ、技術習得に没頭するようになりました。その後３３年にわたり、彫刻技術の革新を探究し続け、文化の継承と発展に尽力しています。多くの高等教育機関に関連コースを設置して、若い世代の芸術家の育成にも積極的に取り組み、ヤシの実彫刻の可能性を広げています。

   ６．採石場跡地がユニークな公園に　遼寧省北票市

   中国遼寧省はここ数年、環境修復に力を入れ、鉱山や坑道の整備を加速させてきました。同省北票市ではかつての採石場が既存の地形を生かした公園になり、市民に憩いの場を提供するとともに工業都市の歴史を伝えています。

   以上、「新華ラジオ－日本語で聞く中国ニュース」をお伝えしました。