中国共産党3中全会「決定」の用語解説(2) 首発経済

中国共産党3中全会「決定」の用語解説(2) 首発経済

新華社 | 2024-08-13 23:33:33

   【新華社北京8月13日】中国共産党が7月の第20期中央委員会第3回全体会議(3中全会)で採択した「改革のさらなる全面深化と中国式現代化の推進に関する中国共産党中央委員会の決定」について、重要な用語を解説する。第2回は「首発経済」。

   ▽「決定」の原文

   整った内需体系の育成を加速させ、政府が投資、支持する基礎的、公益的、長期的重要プロジェクトの長期的、効果的な枠組みを確立する。政府投資が民間投資を効果的にけん引する体制・枠組みを健全化し、投資審査・認可制度の改革を深化させ、民間資本投資の活力を喚起し、投資の実施を促す枠組みを整え、市場が主導する効果的な内生的投資の拡大メカニズムを形成する。消費を拡大させる長期的、効果的な枠組みを整え、制限措置を減らし、公共消費を合理的に増やし、「首発経済」を積極的に推進する。(「決定」第2章「ハイレベルの社会主義市場経済体制の構築」より)

   ▽用語解説

   「首発経済」は、企業による新製品の発表や新業態、新モデル、新サービス、新技術の導入、店舗の初開設などの経済活動を指す。製品やサービスの初リリース、初公開から実店舗の初開設、研究開発センターの初設立、さらには企業本部の設置に至る連鎖的発展の全プロセスをカバーしている。首発経済はスタイリッシュ、品質、流行などの特徴を持つ。消費高度化の流れと質の高い発展のニーズを満たす経済形態であり、地域の商業活力、消費の実力、イノベーション能力、国際競争力、ブランドイメージ、開放度の重要な現れでもある。

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