【新華社北京8月13日】中国国家中医薬管理局はこのほど開いた記者会見で、中国には現在、中医薬(中国伝統医薬)に関する各種標準が3千項目以上あり、中医薬の標準体系がほぼ構築されていると明らかにした。中国はこれまでに、中医薬に関する推奨性国家標準77項目、指導性技術文書12件のほか、業界標準10項目、地方標準1千項目以上、団体標準2500項目以上を制定した。国際標準化機構による中医薬技術委員会(ISO/TC249)が発表した中医薬の国際標準は112項目に上る。
同局は「中医薬の標準化に向けた行動計画(2024~26年)」も発表し、重点分野の中医薬標準の提供を強化するなど六つの重点任務を示した。標準化戦略と中医薬事業の発展を深く融合させ、中医薬標準化の管理能力を向上させることで、中医薬の現代化と産業化を推進し、中医薬の質の高い発展を支えるという。2026年末までに中医薬の国内標準180項目と国際標準30項目の制定を目標としている。