クラウド上で医療画像共有、患者の利便性も向上 中国江蘇省

クラウド上で医療画像共有、患者の利便性も向上 中国江蘇省

新華社 | 2024-08-12 16:05:44

   6日、江蘇省人民医院の放射線画像解析室で医療画像を分析し、患者が省内の他の病院を受診する際に利用できるよう、画像と診断結果をプラットフォームにアップロードする職員。(南京=新華社記者/李博)

   【新華社南京8月12日】中国江蘇省の公立病院ではここ数年、「衛生健康クラウド画像プラットフォーム」の導入が始まっている。プラットフォームに接続する病院は、画像診断検査終了後12時間以内に患者のデータをアップロードすることで、医療機関を横断した情報の連携が可能になり、患者の重複した検査も防ぐことができる。

   今年8月時点で、同プラットフォームには1966の公的医療機関が接続している。江蘇省は将来的に、個人の健康診断データや日常的な生化学検査の報告データ、健康ファイルデータなどを全てクラウド上に集約する考えで、患者はいつでもどこでもスマートフォンから自分の健康データを閲覧できるようになる。

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   6日、江蘇省人民医院の放射線画像解析室で医療画像を分析し、患者が省内の他の病院を受診する際に利用できるよう、画像と診断結果をプラットフォームにアップロードする職員。(南京=新華社記者/李博)

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   6日、プラットフォーム上の画像データを使用して、患者の読影と診断を行う江蘇省人民医院胸部外科の劉錦源(りゅう・きんげん)医師(右)。(南京=新華社記者/李博)

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   8日、プラットフォーム上の医療画像データを使用して、江蘇省淮安市から来た患者、楊(よう)さんの読影と診断を行う江蘇省人民医院胸部外科の駱金華(らく・きんか)医師(左)。(南京=新華社記者/李博)

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   7日、南京市児童医院放射線科の検査画像診断報告書セルフ印刷エリアに掲示された病院の通知。患者は受診後にアプリまたはミニプログラムを通じて、報告書と画像データを閲覧できると書かれている。(南京=新華社記者/李博)

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   7日、南京市児童医院放射線科の待合室で順番を待つ患者とその家族。(南京=新華社記者/李博)

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   6日、江蘇省人民医院の情報機械室で設備を検査するエンジニアの王文明(おう・ぶんめい)さん。(南京=新華社記者/李博)

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