新潟県で「大地の芸術祭」開催中　中国人建築家も出展

１日、中国人建築家、馬岩松（マ・ヤンソン）氏によって率いるＭＡＤアーキテクツが清津峡渓谷トンネルを改修して制作したアート作品「Ｔｕｎｎｅｌ　ｏｆ　Ｌｉｇｈｔ」。（新潟＝新華社記者／程静）

　 【新華社新潟８月８日】新潟県の越後妻有（つまり）地域（十日町市、津南町）を舞台とした「第９回大地の芸術祭　越後妻有アートトリエンナーレ２０２４」が７月１３日～１１月１０日に開催されている。芸術祭は、衰退しつつある農村をアートの力で活性化しようと、アートディレクターの北川フラム氏が総合ディレクターとなり２０００年に創設。３年に一度、約７６０平方キロにわたる同地域の各所にさまざまな芸術作品を設置し、関連イベントを開いている。中国からは今年、建築家の馬岩松（マ・ヤンソン）氏が参加、二つの作品を出展している。

１日、大地の芸術祭の野外展示作品「たくさんの失われた窓のために」。（新潟＝新華社記者／程静）

１日、中国人建築家、馬岩松（マ・ヤンソン）氏によって率いるＭＡＤアーキテクツが制作したアート作品「野辺の泡」。（新潟＝新華社記者／程静）