千年の古村「那岩屯」を訪ねて 中国広西チワン族自治区

千年の古村「那岩屯」を訪ねて 中国広西チワン族自治区

新華社 | 2024-08-08 08:40:39

   7月30日、広西チワン族自治区の伝統村落、那岩屯木寨。(ドローンから、西林=新華社記者/周華)

   【新華社南寧8月8日】中国広西チワン族自治区西林県馬蚌鎮浪吉村に属する村落、那岩屯は、中国伝統村落リストに登録されており、高い山や渓流、木造の建物、竹林、古樹が織りなす美しい景色が広がっている。「那岩(ナーイエン)」はチワン族の言葉の音訳で「峠の田畑」を意味する。

   村の家屋は高床式で、ほぼ全てが相互につながって建っている。中国伝統の木造建築技法「ほぞ継ぎ」(くぎなどを使わず木材部分を接合する継ぎ手の一種で、「ほぞ」と呼ばれる突起を「ほぞ穴」に差し込む)を採用し、大部分が3階建てで、下の階は家畜小屋、真ん中の階に人が住み、上の階に食料を置く。村の高齢者によると、千年以上前、彼らの祖先は西林県の普合郷一帯に住んでいたが、その後那岩に移り住み、家を建て、村を発展させてきたという。

   那岩屯には現在、チワン族の人々600人余りが住んでいる。村民たちは伝統の手織り物を作り、身に着け、地元の言葉を話し、多くの伝統的な風習を継承している。

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   7月30日、那岩屯木寨でトウモロコシを洗って酒作りの準備をする村民、王秀蘭(おう・しゅうらん)さん。(西林=新華社記者/周華)

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   7月30日、那岩屯木寨でトウモロコシをふるいにかける村民、王秀蘭(おう・しゅうらん)さん。(西林=新華社記者/周華)

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   7月30日、那岩屯木寨でトウモロコシをゆでる村民、王秀蘭(おう・しゅうらん)さん。(西林=新華社記者/周華)

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   7月30日、那岩屯木寨の自宅で刺繡(ししゅう)をする村民、王秀蘭(おう・しゅうらん)さん。(西林=新華社記者/周華)

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   7月30日、那岩屯木寨の自宅で木の階段を下りる村民、王秀蘭(おう・しゅうらん)さん。(西林=新華社記者/周華)

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   7月30日、那岩屯木寨の村道を歩く村民、熊正文(ゆう・せいぶん)さん。(西林=新華社記者/周華)

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   7月30日、那岩屯木寨の木造建物の前にあるザボンの木。(西林=新華社記者/周華)

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   7月30日、那岩屯木寨の自宅で椅子を持って階段を下りる村民、熊正文(ゆう・せいぶん)さん。(西林=新華社記者/周華)

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   7月30日、那岩屯木寨の自宅で木材に鉋(かんな)をかける村民、何正興(か・せいこう)さん。(西林=新華社記者/周華)

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   7月30日、那岩屯木寨の路地を歩く村民、王鳳蘭(おう・ほうらん)さん。(ドローンから、西林=新華社記者/周華)

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   7月30日、那岩屯木寨で、ナイロンベルトで腰かけの座面を張る村民。(西林=新華社記者/周華)

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   7月30日、刺繡(ししゅう)に興味津々の8歳の何悦(か・えつ)さん(中央)。(西林=新華社記者/周華)

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   7月30日、那岩屯木寨の村民が制作した刺繡(ししゅう)作品。(西林=新華社記者/周華)

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   7月30日、那岩屯木寨でブランコに乗る岑俊宇(しん・しゅんう)君(6)。(西林=新華社記者/周華)

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