【新華社パリ8月6日】国際オリンピック委員会(IOC)のバッハ会長は3日、パリ五輪の記者会見で、中国水泳選手の潘展楽(はん・てんらく)が世界記録を更新したことで中国水泳チームに対するドーピング検査の回数を増やすかと問われ、オリンピック競技のドーピング検査の回数は世界アンチ・ドーピング機構や世界水泳連盟などが決定の資格を持つと強調した。
国際オリンピック委員会のバッハ会長。(新華社記者/王麗莉)
バッハ氏は、IOCは世界アンチ・ドーピング機構と各国・地域のアンチ・ドーピングラボにドーピング検査を行う権限を与え、スポーツ仲裁裁判所に判断をさせていると説明。これらの権威ある機関がオリンピック競技の公平性確保のためドーピング検査を何回行うかを決定する資格を持つと述べた。