再開発で１００年の下町が流行の街に　重慶市

７月２８日、重慶市竜門浩老街下浩里を散策する人たち。（重慶＝新華社記者／黄偉）

　 【新華社重慶８月６日】中国重慶市南岸区南浜路にある竜門浩老街は、同市が最初に都市再開発を手がけたエリアで、異なる時期と形状の建物が２００棟余りある。１９世紀末に世界に門戸を開いてからの「開埠文化」と古くからの「巴渝（はゆ）文化」が融合し、深い文化を持つ歴史地区になっている。

７月２８日、重慶市竜門浩老街下浩里の店舗。（重慶＝新華社記者／呂帥）

　 ここ数年は自然や文化、芸術、デジタルなどの要素を取り入れるとともに、歴史・文化の特徴を残した再開発を推進。重厚な歴史と文化、現代の流行を兼ね備えた下町を目指し、文化と観光の融合を促進している。

　 街並みを新たにした竜門浩老街には多くの若い起業家も拠点を置き、絶えず出現する斬新なビジネスが伝統的な下町を流行の先端にしている。１００年の街並みは若者が集まる場所、ネットで有名な観光スポットとなり、観光客の人気が高まっている。

７月２８日、重慶市南岸区の竜門浩老街。（重慶＝新華社記者／呂帥）

７月２８日、重慶市竜門浩老街下浩里の方舟遺留物・標本工房で標本を作る若手起業家の曽進（そ・しん）さん。（重慶＝新華社記者／黄偉）

７月２８日、重慶市竜門浩老街下浩里の街並み。（重慶＝新華社記者／黄偉）

７月２８日、重慶市竜門浩老街下浩里の標本工房で標本を見る人たち。（重慶＝新華社記者／黄偉）

７月２８日、重慶市竜門浩老街下浩里を散策する人たち。（重慶＝新華社記者／黄偉）