【新華社麗水8月3日】中国の美は伝統の中にあり、56の民族が異なる美を持つ。浙江省麗水市景寧ショオ族自治県で、優しく快活なショオ族の女性に扮してみれば、物語を感じさせる風景の一部になれるだろう。
鳳凰の冠と衣装を身に着け、腰に下げた玉が触れ合って音を立てる。無形文化遺産を受け継ぐ職人の手で織られ、ショオ族が尊ぶ鳳凰の刺しゅうを施した衣装は、民族文化の重要な要素だ。「鳳凰装」は民族の始祖とされる伝説上の人物、忠勇王と妻の三公主が焼き畑農業を営む中で繰り広げる物語を表している。焼き畑は民族名の由来にもなった。