【新華社北京7月26日】新華ラジオ-日本語で聞く中国ニュース、7月25日のニュースをお届けします。
1.パリ五輪、中国選手団の総合施設「チャイナハウス」がオープン
中国オリンピック委員会は24日、パリ五輪期間中に中国選手団の交流拠点となる施設「チャイナハウス」を開設しました。チャイナハウスは2010年のバンクーバー冬季五輪での初開設から10年以上の研究と実践を経て、国際総合競技大会に出場する中国選手団を強力にサポートするだけでなく、中国のスポーツ精神と伝統文化を伝え、国内外のスポーツ交流を強化するプラットフォームの役割を担ってきました。
2.中国、データセンターのグリーン・低炭素発展を推進
中国国家発展改革委員会は23日、工業情報化部、国家能源(エネルギー)局、国家データ局と共同で「データセンターのグリーン(環境配慮型)・低炭素発展に向けた特別行動計画」を発表しました。2025年末までに、全国のデータセンター稼働率を60%以上にし、電力使用効率(PUE)の平均値を1・5以下に引き下げ、再生可能エネルギー利用率の年平均伸び率を10%にするなどの目標を示しました。
3.中国の科学者、月の土壌試料から水分子を発見
中国科学院物理研究所は23日、月探査機「嫦娥5号」が2020年に月から持ち帰った試料から、研究チームが水分子とアンモニウムを豊富に含む未知の鉱物結晶「ULM-1」を発見したと明らかにしました。科学者が月の土壌で水分子を確認したのは初めてで、関連成果は科学誌ネイチャー・アストロノミー電子版に掲載されました。
4.パリ五輪・パラの選手村のアスリートたち
パリ五輪組織委員会は23日、選手村を改めて報道陣に公開しました。パリ北郊に位置し、52ヘクタールの敷地に82棟の建物が建ち、約3千戸の宿泊施設が用意されています。五輪期間中は選手やスタッフ1万4千人余り、パラリンピック期間中は約9千人を迎え入れます。
5.三星堆博物館で新出土文化財の保護修復成果展 中国四川省
中国四川省広漢市にある三星堆博物館の文物保護・修復館で23日、「三星堆遺跡新出土文化財保護修復成果展」が開幕しました。同遺跡で過去1年に出土した文化財を展示し、背後にある物語を紹介しています。
以上、「新華ラジオ-日本語で聞く中国ニュース」をお伝えしました。