新華ラジオ-日本語で聞く中国ニュース(7/24)

新華ラジオ-日本語で聞く中国ニュース(7/24)

新華社 | 2024-07-25 16:13:45

 【新華社北京7月25日】新華ラジオ-日本語で聞く中国ニュース、7月24日のニュースをお届けします。

 1.第8回中国・南アジア博覧会が開幕

 第8回中国・南アジア博覧会が23日、雲南省昆明市で開幕しました。82の国・地域と国際機関が参加し、企業2千社余りが出展。半数近くは外国企業で、南アジア、東南アジア各国を網羅しています。会期は28日まで。

 2.国産大型水陸両用機AG600、民用航空局の承認に向けた試験飛行段階へ

 中国航空機大手の中国航空工業集団(AVIC)は23日、大型消火・水難救助水陸両用機AG600「鯤竜(こんりゅう)」が初めて型式検査承認(TIA)を取得したと明らかにしました。同機はこれにより、正式に中国民用航空局の承認を得るための試験飛行段階に入り、続く耐空証明書の取得に向けた確かな基礎を固めました。

 3.イ族の「たいまつ祭り」で闘牛イベント 四川省布拖県

 中国四川省涼山イ族自治州布拖(ふとう)県俄里坪鎮でこのほど、イ族の伝統的な祭り「火把節(たいまつ祭り)」が開かれ、恒例の闘牛イベントが来場者の注目を集めました。

  イ族の闘牛は、人と牛が対峙(たいじ)するスペインの闘牛とは異なり、2頭の雄牛が対決します。試合では牛同士が角を突き合わせて力比べをし、一方の牛が力尽きて逃げ出すまで戦います。

 4.満洲里鉄道通関地、1~6月の対「一帯一路」貿易額3・2%増

 中国内モンゴル自治区の満洲里税関の統計によると、1~6月に満洲里鉄道通関地を経由した中欧班列(中国-欧州間の国際貨物列車)の本数は2327本で、「一帯一路」共同建設国との貿易額は前年同期比3・2%増の598億8千万元(1元=約21円)に上りました。輸出は主に自動車、家電などの機械電気製品、輸入は石炭、金属鉱物、穀物などエネルギー資源製品となっています。

 5.壁画をVR鑑賞 莫高窟で没入型デジタル展 甘粛省敦煌市

 中国甘粛省敦煌市の世界文化遺産、莫高窟(ばっこうくつ)では夏の観光シーズンを迎え、「尋境敦煌-デジタル敦煌沉浸展」と題した没入型展覧会が人気を集めています。

 同展は敦煌研究院が中国IT大手の騰訊控股(テンセント)と共同で立ち上げたインタラクティブプログラムで、仮想現実(VR)や3Dモデリング、ダイナミックライティングなどの新技術を総合的に駆使し、莫高窟第285窟を高精度で立体的に再現しています。

 以上、「新華ラジオ-日本語で聞く中国ニュース」をお伝えしました。

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