伝統村落の保護と農村観光の発展を両立　広西チワン族自治区賀州市

広西チワン族自治区賀州市富川ヤオ族自治県朝東鎮岔山村を散策する観光客。（資料写真、賀州＝新華社記者／陸波岸）

　 【新華社南寧７月２３日】中国広西チワン族自治区賀州市はここ数年、伝統的な村落の文化遺産の保護と修繕を推進するとともに、特色ある民宿やキャンプ場、手工芸品工房などの建設を通じて農村観光を発展させ、経済の発展と住民の収入増につなげている。これらの取り組みが奏功し、明代に形成された地元の荷塘村と岔山村は、同自治区の観光スポットとして知られるようになった。

   同市はさらに、地元の伝統工芸に携わる職人と工芸技術に関する調査を実施して、１０以上の職人チームを編成することで、伝統建築を修繕できる人材不足の問題を軽減した。（記者／雷嘉興）

広西チワン族自治区賀州市鍾山県公安鎮の荷塘村を散策する観光客。（資料写真、賀州＝新華社配信）

広西チワン族自治区賀州市富川ヤオ族自治県朝東鎮岔山村の古民家群。（資料写真、ドローンから、賀州＝新華社記者／雷嘉興）