日本と台湾地区の合同海上訓練に断固反対　中国外交部

   【新華社北京７月１９日】中国外交部の林剣（りん・けん）報道官は１９日の記者会見で、日本が台湾地区と合同で海上訓練を実施したとの質問に、中国は強烈な不満と断固たる反対を表明し、日本に厳正な申し入れを行ったと述べた。

   林報道官は次のように述べた。日本はかつて台湾問題について、「二つの中国」または「一中一台」とせず、「台湾独立」を支持しないなどの厳粛な約束を中国と交わした。これは日本が守り従うべき立場と原則である。

   中国は日本に「一つの中国」原則と中日間の四つの政治文書の精神を忠実に守り、直ちに誤りを正し、いかなる形でも「台湾独立」分裂勢力を容認、支持せず、東中国海と南中国海の問題で言動を慎み、台湾海峡の平和と安定や中日関係を妨害しないよう促す。