新華ラジオ－日本語で聞く中国ニュース（７／１６）

   【新華社北京７月１７日】新華ラジオ－日本語で聞く中国ニュース、７月１６日のニュースをお届けします。

   １．中国、１４４時間のトランジットビザ免除適用通関地が３７カ所に

   中国国家移民管理局は１５日、中国を経由して第３国・地域へ向かう外国人に対する最大１４４時間のトランジットビザ免除措置を適用する口岸（通関地）に、河南省の鄭州新鄭国際空港、雲南省の麗江三義国際空港と磨憨（モーハン）鉄道口岸の３カ所を追加したと発表しました。適用口岸は３７カ所に増加しました。

   ２．重慶市で茶文化を通じた中日民間交流

   中国の重慶市女性人材研究会はこのほど、在重慶日本総領事館との共催で中日茶文化交流イベントを開きました。茶文化愛好家１００人余りが一堂に会し、お茶を通じた交流を行いました。

   ３．「三伏」初日を迎え、中国各地の市民が冬に備え予防的治療

   １年で最も暑い時期とされる「三伏」の初日を迎えた１５日、中国各地で多くの市民が病院や中医学（中国伝統医学）の診療機関を訪れ、冬にかかりやすい病気を夏の間に予防・治療する「冬病夏治」の理論に基づき、鍼灸（しんきゅう）や、数種類の中医薬を混ぜて作る貼り薬「三伏貼」などによる予防的治療を行い、免疫力を高めました。

   ４．卒業式で中国の伝統取り入れたアカデミックガウンが流行

   中国各地の大学が卒業式シーズンを迎える中、卒業生が着用するアカデミックガウン（式服）や帽子に「新中式」「国潮」と呼ばれる中国の伝統や文化要素を取り入れたファッションがトレンドとなっています。形式を厳格に重んじる伝統的な漢服とは異なり、中国の若者が好む「新中式」スタイルは、より柔軟かつ自由で、一種の改良と革新を加えたファッションとして受け入れられています。

   統計によると今年の６月１８日をピークとする大型ネット通販セール「６・１８」の期間中、ある電子商取引（ＥＣ）サイトで花かんざしの付いた学士帽の検索数が前年比７・６倍、雲肩は９７％、漢服は２・３倍それぞれ増加しました。

   ５．「天下第一雄関」でナイトイベント　甘粛省嘉峪関市

   「天下第一雄関」と呼ばれる中国甘粛省嘉峪関市の嘉峪関で１５日、長城文化とシルクロード文化をテーマとしたナイトイベントが始まりました。レーザー投影やデジタル技術、野外舞台などを通じて、観光客に光と影が織りなす新たな体験を提供しています。

   以上、「新華ラジオ－日本語で聞く中国ニュース」をお伝えしました。