外国人留学生、重慶生活を動画で配信

１２日、重慶市の鵝嶺（がれい）公園の瞰江（かんこう）楼で動画を撮影するイリヤさん（右）とシーラさん。（重慶＝新華社記者／唐奕）

　 【新華社重慶７月１６日】ロシア出身のイリヤ・アンフィラトフさんとパキスタンのシーラ・アリーさんは中国重慶市の西南大学の留学生で、同市に来て１年以上がたつ。彼らの目には、山と川に囲まれた重慶は美しく神秘的な都市に映る。二人は忙しい学業の合間を縫って街を歩き、撮影した動画を海外の交流サイト（ＳＮＳ）の個人アカウントに投稿している。二人にとって中国の都市は現代的な魅力にあふれている。

   最大１４４時間の滞在が可能となるトランジット（乗り継ぎ）ビザ免除の適用範囲拡大などにより、中国を訪れる外国人観光客が増えている。海外のＳＮＳでは「中国旅行」関連の閲覧数が７億回を突破した。山がちな地形から「山城」と呼ばれる重慶も、外国人ブロガーに盛んに投稿されている。

　 イリヤさんとシーラさんは、スマートフォンからの情報だけでは満足しない親戚や友人たちが、近く中国を旅行し、実際に観光やグルメを楽しみ、中華文化を堪能する予定だと紹介した。pagebreak

１２日、重慶市渝中区の鵝嶺（がれい）貳廠文創公園で動画を撮影するイリヤさん。（重慶＝新華社記者／唐奕）pagebreak

１２日、重慶市渝中区の新たな観光スポット「三層馬路」で中国茶を飲みながら景色を楽しむイリヤさん（左）とシーラさん。（重慶＝新華社記者／唐奕）pagebreak

１２日、重慶市渝中区の新たな観光スポット「三層馬路」にある中国風建築の店舗で中国茶を撮影するイリヤさん（左）とシーラさん。（重慶＝新華社記者／唐奕）pagebreak

１２日、重慶市李子壩（りしは）駅の高層マンションを通り抜けるモノレールを撮影するイリヤさんとシーラさん（左）。（重慶＝新華社記者／唐奕）