【新華社北京7月4日】新華ラジオ-日本語で聞く中国ニュース、7月3日のニュースをお届けします。
1.中国国産リージョナル旅客機「ARJ21」、初の高高原路線が就航
中国の国有航空機メーカー、中国商用飛機(COMAC)は2日、国産リージョナル旅客機「ARJ21」が新疆ウイグル自治区の喀什(カシュガル)徠寧国際空港からタシュクルガン・クンジェラブ空港へと飛び立ち、カシュガルとタシュクルガンを結ぶ「ARJ21」初の高高原路線が就航しました。
2.三つ子パンダの長女「萌萌」がママに 広東省広州市
中国広東省広州市の動物園、長隆野生動物ワールドで先月18日、世界で唯一飼育されている三つ子のジャイアントパンダの一番上の「萌萌(モンモン)」が雌の赤ちゃんを出産しました。生まれた時の体重は178グラムでしたが、今では462グラムにまで増えました。
3.殷墟博物館新館、開館4カ月の来場者70万人超
中国河南省安陽市にある殷墟博物館新館は、2月26日の開館以来の来場者数が70万人を超えました。八つの展示ホールに青銅器や陶器、玉器、甲骨など4千点(組)近くを陳列し、殷墟の考古学的発見と商文明の研究成果を展示する重要なプラットフォームとなっています。
4.世界デジタル経済大会、北京で開幕
中国北京市の北京国家会議センターで2日、「2024世界デジタル経済大会」が開幕しました。今年のテーマは「デジタルインテリジェンスの新時代を切り開き、デジタルの新たな未来を共有する」です。5日までの期間中、メインフォーラムや六つのハイレベルフォーラムのほか、デジタル経済体験ウイークなど複数の関連イベントが行われます。
5.上海博物館でウォレス・チャン氏の宝飾芸術展開幕
中国上海市の上海博物館東館で2日、宝飾デザイナー陳世英(ウォレス・チャン)氏の作品200点以上が一堂に会する特別展「千年万念:陳世英半世紀珠宝芸術」が開幕しました。同博物館が企画する現当代芸術大師シリーズ展の第1弾で、会期は10月7日までです。
6.豪雨対策でダムの水門を開放 中国貴州省錦屏県
中国貴州省黔東南(けんとうなん)ミャオ族トン族自治州錦屏県にある三板渓ダムは、連日の豪雨の影響で水位が上昇しています。地元では1日、住民の安全を確保するため、降雨予測と水位の状況を踏まえ、ダムの水門を開放しました。
以上、「新華ラジオ-日本語で聞く中国ニュース」をお伝えしました。