6月22日、ショーで漢服を披露するモデル。(天津=新華社記者/周潤健)
【新華社天津7月2日】中国天津市河北区の意式風情区(イタリア街)でこのほど、「2024天津ファッションウイーク」のショーが行われ、没入型の演出で漢服の華やかな美しさを引き立てた。
漢服は中華民族の伝統衣装で、千年に及ぶ歴史と文化が込められている。漢、唐、宋、明各時代の華やかな衣装をまとったモデルがゆっくりとランウェーを歩き、観客を美の世界にいざなった。
6月22日、ショーで漢服を披露するモデル。(天津=新華社記者/周潤健)
ファッションウイークの主催者代表で、中国の伝統文化を取り入れた「国風」のショーを発案した天津紡織集団の何東瀛(か・とうえい)副総経理は、古代衣装が5千年の歴史を持つ中国文化の独特な美意識を表していると説明。山東省菏沢(かたく)市曹県の漢服に代表される国風の新勢力が絶えず出現し、気鋭のデザイナーが作品に東洋の気品とファッション性を取り込み、伝統文化を愛する若い消費者の熱意を生き生きと表現しているとの見方を示した。
ファッションウイークは6月14日に天津市の東疆湾人工ビーチ風景区で開幕し、26日までの会期中、多くのテーマ別ショーが行われた。(記者/周潤健)
6月22日、ショーで漢服を披露するモデル。(天津=新華社記者/周潤健)
6月22日、ショーで漢服を披露するモデル。(天津=新華社記者/周潤健)
6月22日、ショーで漢服を披露するモデル。(天津=新華社記者/周潤健)
6月22日、ショーで漢服を披露するモデル。(天津=新華社記者/周潤健)
6月22日、ショーで漢服を披露するモデル。(天津=新華社記者/周潤健)