【新華社北京7月1日】中国の経済ニュースメディア、財新伝媒が1日発表した6月の財新中国製造業購買担当者景気指数(PMI)は51・8と、前月より0・1ポイント上昇した。8カ月連続で好不況の節目となる50・0を上回り、2021年6月以来の高水準となった。製造業の生産・経営活動の加速度的な拡大を反映した。
サブ指数を見ると、6月は製造業の需給が引き続き拡大し、生産指数は5カ月連続で拡大圏を保ち、消費財が著しく伸びた。新規受注指数は拡大圏で小幅に低下し、うち消費財と中間財の需要が投資財を上回った。新規輸出受注指数は50・0を上回ったものの、伸び率は直近6カ月で最も低く、海外市場の需要がやや鈍化した。