【新華社北京7月1日】新華ラジオ-日本語で聞く中国ニュース、6月28~30日のニュースをお届けします。
1.中国の超大型プロジェクト「深中通道」が開通 深圳・中山間が30分に
中国粤港澳大湾区の超大型プロジェクト、広東省の深圳市と中山市を橋や海中トンネルで結ぶ「深中通道」が6月30日、開通し、試験運営を開始しました。総延長は約24キロで、両市間の車の所要時間は2時間から約30分に短縮されます。
2.香港特区で祖国復帰27周年祝うイベント始まる
中国香港特別行政区で6月29日、祖国復帰27周年を祝う一連のイベントが幕を開け、香港各界慶典委員会が開始式を開きました。
3.中国、通信放送衛星「中星3A」の打ち上げに成功
中国は6月29日午後7時57分(日本時間同8時57分)、通信・放送衛星「中星3A」を搭載した運搬ロケット「長征7号改」を海南省の文昌宇宙発射場から打ち上げました。衛星は予定の軌道に乗り、打ち上げは成功しました。
4.月裏側の試料1935・3グラム採取 中国の探査機「嫦娥6号」
中国国家航天局は6月28日、月探査機「嫦娥6号」の帰還機が持ち帰った試料(サンプル)の引き渡し式を北京で開きました。推計によると試料の重さは1935・3グラムとなります。
試料が実験室に安全に輸送された後、地上応用システムの研究者が計画に基づき保管と処理作業を行い、科学研究を開始します。「嫦娥6号」ミッションがプロジェクト実施から科学研究の新たな段階に移行しました。
5.第8回中国・ユーラシア博覧会が開幕 新疆ウイグル自治区
中国新疆ウイグル自治区ウルムチ市の新疆国際会展中心(国際エキシビション・コンベンションセンター)で6月26日、第8回中国・ユーラシア博覧会が開幕しました。今回は50の国・地域と国際機関が参加し、国内からは千以上の企業・機関が出展しました。
6.中国内地、香港とマカオから入境時の免税枠を引き上げ
中国商務部は6月28日、中国の内地と香港特別行政区、内地とマカオ特別行政区は経済貿易緊密化協定(CEPA)の枠組みの下で協議し、香港、マカオから入境した住民や観光客が携帯する荷物の免税枠を引き上げることで合意したと発表しました。関係の内容は「CEPA貨物貿易協議」に盛り込まれます。具体的措置は業務担当部門が発表、実施します。
7.パリ五輪・パラ公式ショップ旗艦店を訪ねて
パリ五輪・パラリンピックの公式ライセンス商品を販売する旗艦店が6月27日、フランス・パリのシャンゼリゼ通りにオープンし、連日大勢の買い物客が訪れています。組織委員会によると、同店は約千平方メートルの大型店舗で、千種類以上の商品がそろいます。
8.北京大運河博物館で三星堆・金沙古蜀文明展
中国北京市の北京大運河博物館で6月27日、特別展「古蜀文明の神秘を探る-三星堆・金沙展」が始まりました。四川省広漢市の三星堆博物館、同省成都市の金沙遺跡博物館などの文化施設や博物館12カ所が所蔵する古蜀文明の特徴的な文化財265点(組)を集めて展示します。会期は10月10日まで、入場は無料です。
以上、「新華ラジオ-日本語で聞く中国ニュース」をお伝えしました。