【新華社北京6月28日】新華ラジオ-日本語で聞く中国ニュース、6月27日のニュースをお届けします。
1.モバイル見本市「MWC上海2024」開幕
中国上海市で26日、モバイル関連見本市「モバイル・ワールド・コングレス(MWC上海)2024」が開幕しました。今年は「フューチャー・ファースト」をテーマに、スポンサー企業や出展企業、協力企業など計250社以上が28日まで3日間、第5世代移動通信規格「5G」や人工知能(AI)、デジタルスマート製造などの技術と産業の動向について探求します。
2.トキ贈呈25周年記念式典 新潟県佐渡市で開催
中国の在日大使館と在新潟総領事館は23日、中国産トキの雄「ヨウヨウ(友友)」雌「ヤンヤン(洋洋)」が日本に贈呈されて25周年となるのを記念した式典を新潟県佐渡市で開きました。2羽は日本のトキの個体数回復に貢献しました。
日本側は中国の支援に感謝の意を表し、トキが日中友好の象徴であり、新潟県の重要なシンボルでもあるとしました。会場では両国が引き続きトキ保護の分野でさまざまな交流や協力を深め、協力の精神を他の分野にも広げて日中関係の持続的な発展を共同で推進していくことを願う声が上がりました。
3.パンダ2頭、米国へ出発 中米両国が新たな保護協力
中国から米国に貸与される雌雄のジャイアントパンダを乗せたトラックが26日夜、四川省のパンダ保護研究センター雅安碧峰峡基地を出発しました。2頭は成都双流国際空港からチャーター機で米国に向かいます。中米間のパンダ保護協力が新たに開始されます。
4.長江デルタ地域の貿易額、1~5月は過去最高更新
中国上海税関がこのほど発表した長江デルタ地域(上海・江蘇・浙江・安徽の1市3省)の今年1~5月の貿易額は前年同期比6・1%増の6兆4千億元(1元=約22円)で、過去最高を更新し、同期の全国貿易総額の36・6%を占めました。
5.中国・ルーマニア農業協力共同実験室、ブカレストで稼働開始
ルーマニアのブカレスト農業科学獣医学大学で25日、中国・ルーマニア農業協力共同実験室のプレート除幕式が行われました。実験室は、中国農業科学院農業環境・持続可能な発展研究所と同大学が、双方の農業科学技術イノベーションにおける実践的な協力研究の強化を目的として共同建設しました。
以上、「新華ラジオ-日本語で聞く中国ニュース」をお伝えしました。