【新華社上海6月27日】中国上海税関がこのほど発表した長江デルタ地域(上海・江蘇・浙江・安徽の1市3省)の今年1~5月の貿易額は前年同期比6・1%増の6兆4千億元(1元=約22円)で、過去最高を更新し、同期の全国貿易総額の36・6%を占めた。
貿易相手別に見ると、「一帯一路」共同建設国との貿易額は8・1%増の2兆8700億元で、全国の「一帯一路」向け貿易額の34・5%を占めた。地域的な包括的経済連携(RCEP)協定加盟国は5・5%増の1兆9600億元で、全国のRCEP向け貿易額の37・1%を占め、主要新興国で構成するBRICSは11・0%増の8500億元で、全国のBRICS向け貿易額の33・9%を占めた。
ハイテク製品の貿易額は8・4%増の1兆5600億元で、全国の同類製品貿易額の35・2%を占めた。民間企業の貿易額は10・0%増の3兆4300億元で、全国の民間企業の35・8%を占めた。