【新華社北京6月24日】新華ラジオ-日本語で聞く中国ニュース、6月21~23日のニュースをお届けします。
1.中国、「台湾独立」分子の処罰に関する意見を発表
中国の最高人民法院(最高裁)、最高人民検察院(最高検)、公安部、国家安全部、司法部は21日、頑迷な「台湾独立」分子による国家分裂・国家分裂扇動の犯罪行為の法に基づく処罰に関する意見を共同で発表し、即日施行しました。
2.中国・EU、EV反補助金調査の協議開始で合意
中国商務部の王文濤(おう・ぶんとう)部長は22日、求めに応じて欧州連合(EU)欧州委員会のドムブロフスキス上級副委員長とオンラインで会談しました。双方は、EUの中国製電気自動車(EV)に対する反補助金調査について協議を開始することで合意しました。
3.中国、中仏共同開発の天文衛星を打ち上げ
中国は22日、フランスと共同開発した天文衛星を搭載した運搬ロケット「長征2号C」を四川省の西昌衛星発射センターから打ち上げました。衛星は予定の軌道に投入され、打ち上げは成功しました。
4.新たな質の生産力、中国・欧州シンクタンクフォーラムの焦点に
新華社国家ハイエンドシンクタンクは19日、ベルギーのブリュッセルで「中国により良く能力を与え、世界を繁栄させる-新たな質の生産力の理論的貢献と実践的価値」と題した報告書(中国語・英語版)を発表し、中国・欧州シンクタンクフォーラムを開催しました。「新たな質の生産力」が討論のキーワードとなり、多くのゲストが新たな質の生産力の発展が中国と世界の繁栄、発展に新たな知恵と原動力を注ぐとの見方を示しました。
5.中国広西・広東で豪雨被害 武装警察が最前線で救援活動
連日の豪雨に見舞われた中国広西チワン族自治区と広東省の多くの地域で災害が発生しています。被害を最小限に抑えるため、武装警察や民兵が最前線で救援活動を続けています。
6.長春国際光電子博覧会、プロジェクト締結額206億元
中国吉林省長春市の北東アジア国際博覧センターで20日までの3日間開かれた2024長春国際光電子博覧会は、各種光電子情報産業プロジェクトの締結額が206億元(1元=約22円)に上りました。会場には超高精細のカメラ・ディスプレーから衛星、ドローン、スマートカーに至る「硬核科学技術(キー・アンド・コア・テクノロジー)」が展示され、光電子技術が生活各面に浸透していることを示しました。
7.湖南-広東-アフリカ複合輸送列車、累計1千本突破
中国湖南省株洲市の株洲中車物流パークから20日、貨物を満載した湖南-広東-アフリカ海上・鉄道複合一貫輸送国際列車が出発しました。貨物は広東省広州市の南沙港で貨物船に積み替えられ、海路でアフリカへと向かいます。同列車は運行開始から1千本目となりました。
8.毎年恒例、繁殖期のチルーが大移動 西蔵自治区
中国西蔵自治区北部の羌塘(チャンタン)国家級自然保護区では毎年5~7月、国家1級保護動物のチルー(チベットカモシカ)が繁殖期を迎えます。数万頭の雌が保護区内の繁殖地へ移動し、出産後に元の生息地に戻ります。
以上、「新華ラジオ-日本語で聞く中国ニュース」をお伝えしました。