原子力蒸気供給プロジェクトが稼働 中国江蘇省
１９日、田湾原子力発電所。（ドローンから、連雲港＝新華社記者／李博）
【新華社連雲港６月２２日】中国江蘇省連雲港市にある田湾原子力発電所で１９日、原子力蒸気供給プロジェクト「和気１号」が稼働した。中国の原子力エネルギーの用途を従来の発電や都市住民への暖房供給に加え、産業用蒸気供給分野にも広げる。
和気１号の年間蒸気供給量は４８０万トンで、二酸化炭素（ＣＯ２）１０７万トン、二酸化硫黄（ＳＯ２）１８４トン、窒素酸化物（ＮＯｘ）２６３トンの排出削減に相当。新たに２９００ヘクタールを植樹するのと同等の効果があるほか、石油化学産業拠点では炭素排出目標を年間７０万トン余り削減できる。
pagebreak
１９日、田湾原子力発電所。（ドローンから、連雲港＝新華社記者／李博）
pagebreak
１９日、田湾原子力発電所の３、４号機。（ドローンから、連雲港＝新華社記者／李博）
pagebreak
１９日、田湾原子力発電所の「和気１号」プロジェクトのエネルギーステーション。（ドローンから、連雲港＝新華社記者／李博）
pagebreak
１９日、田湾原子力発電所の「和気１号」プロジェクトの蒸気パイプ。（ドローンから、連雲港＝新華社記者／李博）
pagebreak
１９日、田湾原子力発電所の「和気１号」プロジェクトの蒸気パイプ。（ドローンから、連雲港＝新華社記者／李博）
