19日、アンワル首相(右)と握手を交わす李強総理。(クアラルンプール=新華社記者/饒愛民)
【新華社クアラルンプール6月19日】マレーシアを訪問している中国の李強(り・きょう)国務院総理は19日午前、同国の首相官邸でアンワル首相と会談した。
李総理は次のように表明した。今年は中国とマレーシアの国交樹立50周年に当たり、「中国・マレーシア友好年」でもある。両国は過去半世紀にわたり、国際情勢の変化にかかわらず、一貫して心を込めて付き合い、協力とウィンウィン、交流と相互学習を堅持してきた。両国関係は絶えず前進し、地域の諸国をリードし、模範的な役割を果たしている。
習近平(しゅう・きんぺい)主席とアンワル首相は昨年、中国・マレーシア運命共同体の共同建設について重要な共通認識を達成し、新たな時期における両国関係の青写真を描いた。中国はマレーシアと共に、両国関係を引き続き互いの対外政策の優先的位置に据え、国交樹立50周年を契機に中国・マレーシア運命共同体の建設を加速させ、密接なハイレベル交流を維持し、各分野の協力を持続的に深め、両国の全面的戦略パートナーシップをさらに充実させたい。
19日、アンワル首相と会談する李強総理。(クアラルンプール=新華社記者/丁海濤)