中国とフィリピンの農水産物貿易、１～４月は２・８％減

第６回中国国際輸入博覧会の食品・農産物展示エリアに展示されたフィリピン産のパパイヤ。（２０２３年１１月８日撮影、上海＝新華社記者／彭純）

　 【新華社北京６月１９日】中国食品土畜輸出入商会がこのほど税関の統計に基づいて発表した中国とフィリピンの１～４月の農水産物貿易額は、前年同期比２・８％減の１１億６３００万ドル（１ドル＝約１５８円）だった。うち輸出は３・３％増の９億７００万ドル、輸入は１９・５％減の２億５５００万ドルで、収支は６億５２００万ドルの黒字となった。

　 輸出品目別では、水産物・同製品が２２・０％減の２億１千万ドル、野菜・同製品が２２・８％増の１億２千万ドル、果物・同製品が横ばいの９千万ドル、タバコ・同製品が４３・８％増の７千万ドルだった。

　 輸入品目別では、果物・同製品が２０・５％減の１億９千万ドル、水産物・同製品が１８・８％減の３千万ドル、ココナッツオイルが３２・２％減の１７００万ドルとなった。

　 輸出額上位３省（自治区・直轄市）のうち、福建省の輸出額は１６・２％減の２億６千万ドル、山東省は１８・２％増の２億４千万ドル、広東省は２７・６％増の１億２千万ドルだった。

　 輸入額上位３省（自治区・直轄市）のうち、上海市は２３・３％減の１億２千万ドル、広東省は１５・８％減の４千万ドル、浙江省は８・３％減の２千万ドルとなった。