【新華社北京6月17日】中国国家統計局が17日発表した5月の一定規模(主要事業の年間売上高2千万元、1元=約22円)以上の工業企業の増加値(付加価値額)は、物価変動を除いた実質で前年同月比5・6%増加した。
三大部門は採鉱業が3・6%増、製造業が6・0%増、電力・熱・ガス・水の生産・供給業が4・3%増だった。
企業形態別では、国有持ち株企業が3・6%、株式企業が6・4%、外資企業と中国香港・マカオ・台湾地区投資企業が2・5%、私営企業が5・9%それぞれ増加した。
業種別では、41業種のうち33業種が増加を維持した。製品別では、619品目のうち352品目で生産量が増加した。
工業企業製品販売率は96・6%で横ばいとなった。輸出納品額は1兆2571億元で、名目伸び率は4・6%だった。