【新華社北京6月14日】新華ラジオ-日本語で聞く中国ニュース、6月13日のニュースをお届けします。
1.韓国から返還のパンダ「福宝」、中国四川省でお披露目
韓国から中国に返還されたジャイアントパンダ「福宝(フーバオ)」が12日午前、四川省の中国パンダ保護研究センター臥竜神樹坪基地で一般公開されました。福宝は中韓ジャイアントパンダ協力交流の成果の一つで、2020年7月20日、韓国に貸与されている「愛宝(アイバオ)」と「楽宝(ロバオ)」の間に最初の子として生まれました。
2.中国外交部、日本人学者の細菌戦資料寄贈を称賛
中国外交部の林剣(りん・けん)報道官は12日の記者会見で、日本の学者が第2次世界大戦時の細菌戦に関する史料を中国に寄贈したとの質問に、歴史に向き合い、真相を暴露した日本の有識者の勇気を称賛すると表明し、資料は日本軍国主義が細菌戦を発動した事実には確実な証拠があり、否定も言い逃れも許されないことを改めて示したと述べました。
3.「漢語橋」中国語コンテスト、各国で開催
中国の対外中国語教育機関、孔子学院が主催する「漢語橋」中国語コンテストがこのほど、ドイツやフィジー、ラオスなどで開かれました。漢語橋は2002年のブランド設立以来、中国語学習と交流を通じた国内外の人的・文化交流、各国人民の友情増進に努め、中国と各国の人々が心を通わせる「文化の橋」「友情の橋」「心の橋」となっています。
4.ニトリ、中国でまもなく100店舗 さらなる出店に意欲
日本の家具大手「ニトリ」が6月下旬、中国本土で100店目のオープンを迎えます。ニトリの現地法人、似鳥(中国)投資の杉浦栄総経理はこのほど、新華社記者の取材に応じ、中国事業の現状や展望について説明し、今後も5年にわたり毎年2桁の出店を目指すと意欲を示しました。
5.中国開発の海底ケーブル埋設ロボット、初作業成功
中国広東省湛江市の徐聞海域でこのほど、新たに開発された海底ケーブル埋設ロボットが運用されました。ロボットは深海に潜って作業し、洋上風力発電の建設に関わるケーブル埋設工事の初仕事を成功させました。
6.中国初の「ゼロカーボン砂漠道路」、累計発電量500万kWhを突破
中国新疆ウイグル自治区のタリム砂漠道路ゼロカーボンモデルプロジェクトは、グリーン(環境配慮型)電力の累計発電量が10日までに500万キロワット時を超えました。
7.中国、端午節連休中の国内移動が延べ6億3700万人
中国交通運輸部は11日、今年の端午節連休(8~10日)に地域をまたいで移動した人が延べ6億3761万6千人に達したと発表しました。
以上、「新華ラジオ-日本語で聞く中国ニュース」をお伝えしました。