新華ラジオ－日本語で聞く中国ニュース（６／１２）

  【新華社北京６月１３日】新華ラジオ－日本語で聞く中国ニュース、６月１２日のニュースをお届けします。

   １．「文明間対話の国際デー」設立は中国の理念への支持　中国外交部

   中国外交部の林剣（りん・けん）報道官は１１日の記者会見で、国連総会が６月１０日を「文明間対話の国際デー」とする中国の決議案を全会一致で採択したことに、決議は習近平（しゅう・きんぺい）国家主席が提唱したグローバル文明イニシアティブが時代の流れに沿い、中国の理念と「中国方案（プラン）」が多くの国の支持されていることを示したと述べました。

   林氏は次のように表明しました。中国が「文明間対話の国際デー」の制定を提案したのは、文明の多様性、文明交流・協力の重要な価値に対する全世界の認識を高め、異なる文明が交流と相互参考を強め、団結を増進し、世界的課題の解決策を共に探るのを奨励するためです。

   中国は国際社会と共に、国連総会の今回の決議を積極的に実行に移し、文明の交流と相互学習を推進し、世界の平和的発展を促進するため、たゆまぬ努力をしていきます。

   ２．中国・華夏航空のコルラ－敦煌－嘉峪関線が就航

   中国の地域航空会社、華夏航空は１１日、新疆ウイグル自治区庫爾勒（コルラ）市－甘粛省敦煌市－同嘉峪関市を結ぶ新路線を就航させました。火、木、土曜日の週３往復運航します。３都市間の移動が速く便利になり、コルラ、敦煌、嘉峪関の地域観光経済の発展促進にプラス効果が期待されます。

   ３．中国・深圳口岸、今年の出入境者数延べ１億人突破

   中国広東省の深圳出入境辺防検査総站（出入境検査所の統括機関）は１１日、今年の出入境者数が全国の約４割に当たる延べ１億人を超えたと明らかにしました。１日当たりでは６１万４千人で、２０１９年同期の水準までほぼ回復しました。

   ４．中国の端午節連休、重点小売・飲食企業の販売額９・８％増

   中国では今年の端午節連休期間（８～１０日）中、重点小売・飲食企業の販売額が前年同期に比べて９・８％増えました。商務部がモデルに認定する全国の歩行者天国で客足が１１・７％、販売額が９・２％それぞれ伸びたほか、モノ消費が活況を見せました。

   ５．中国ＰＰＩ、５月は１・４％低下

   中国国家統計局が１２日発表した５月の生産者物価指数（ＰＰＩ）は、前年同月比１・４％低下しました。

   ６．中国ＣＰＩ、５月は０・３％上昇

   中国国家統計局が１２日発表した５月の消費者物価指数（ＣＰＩ）は、前年同月比０・３％上昇しました。

   以上、「新華ラジオ－日本語で聞く中国ニュース」をお伝えしました。