新華ラジオ－日本語で聞く中国ニュース（６／７～６／１０）

  【新華社北京６月１１日】新華ラジオ－日本語で聞く中国ニュース、６月７～１０日のニュースをお届けします。

   １．中国・キルギス・ウズベク、鉄道に関する政府間協定締結

   中国とキルギス、ウズベキスタンは６日、鉄道プロジェクトに関する政府間協定を北京で締結しました。

   ２．中国電影資料館江南分館が開館　江蘇省蘇州市

   中国江蘇省蘇州市で６日、中国電影資料館江南分館が開館しました。同館は映画アーカイブを核心とし、アートフィルム上映、テーマ展示、映画資料・文化クリエーティブの３分野を中心に運営し、学術研究や文化クリエーティブ製品の開発、アートフィルムの創作と配給にサービスプラットフォームを提供し、長江デルタ地域の映画文化交流センターの構築を目指しています。

   ３．陳清晨・賈一凡組が決勝進出　バド・インドネシアＯＰ

   バドミントンのインドネシアオープン２０２４は８日、ジャカルタで女子ダブルス準決勝が行われ、中国の陳清晨（ちん・せいしん）、賈一凡（か・いつはん）組が日本の松本麻佑、永原和可那組を２－１で下し、決勝に進みました。

   ４．竹内亮監督の映画「再会長江」、北京で特別上映会

   中国在住の日本人監督、竹内亮氏のドキュメンタリー映画「劇場版　再会長江」の特別上映会が５日、北京で開かれました。竹内氏は「長江に対して『家族』のような感情を持っています。長江を中国の母なる川と言うなら、私は（中国人女性と結婚した）婿なので、長江は私の『岳母川』になる」と語りました。

   ５．第７回中国輸入博、出展契約企業が千社超す　

   中国国際輸入博覧局は７日、上海市で１１月に開催予定の第７回中国国際輸入博覧会（輸入博）について、企業商業展の出展契約企業数が千社を超え、契約済み展示面積は３２万５千平方メートルに達したと明らかにしました。うち世界上位５００社企業と業界大手企業が２６０社近くを占めます。

   ６．国連総会、中国提案の「文明間対話の国際日」制定決議を採択

   第７８回国連総会は７日、中国が提出した「文明間対話の国際日」制定決議を全会一致で採択しました。

   ７．円明園の獣首と返還文化財の特別展開幕　中国広西チワン族自治区

   中国広西チワン族自治区南寧市の広西チワン族自治区博物館で７日、「国宝沈浮－円明園獣首・返還文化財特別展」の開幕式が行われました。同展は北京市の保利芸術博物館が収蔵する貴重な文化財計８４点を展示します。会期は９月１日までです。

   ８．中国の統一大学入試、一部地域で終了

   中国の一部の地域で９日、２０２４年の全国統一大学入学試験「高考」が終了しました。

   ９．中国浙江省でパリ五輪関連商品の輸出大詰め

   フランス・パリで行われる夏季五輪大会の開幕が近づく中、中国浙江省ではスポーツウエアや応援用品など五輪関連商品の輸出が大詰めを迎えています。

   省北部・桐郷市の家庭用繊維品メーカー、瑞麗家紡（嘉興）からはこのほど、リラックスソファ３千個がパリ五輪選手村に到着し、大会組織委員会に引き渡されました。詰め物の素材にはリサイクル可能なスポンジの端材を採用し、布地には特殊加工を施しました。

   「世界のスーパーマーケットの町」と呼ばれる省中部の義烏市でも、業者らがパリ五輪の注文への対応に追われています。特に人気を集めているのが応援スティックです。

   義烏国際商貿城ではこのほか、エッフェル塔やガリアのおんどりなどフランスに関連する商品がそろっています。パリ五輪をきっかけとしたニーズの増大を見越し、メーカーや業者がしっかりと下準備をしてきたことがはっきり見て取れます。

   以上、「新華ラジオ－日本語で聞く中国ニュース」をお伝えしました。