新華ラジオ-日本語で聞く中国ニュース(6/5)

新華ラジオ-日本語で聞く中国ニュース(6/5)

新華社 | 2024-06-06 17:48:33

 

 【新華社北京6月6日】新華ラジオ-日本語で聞く中国ニュース、6月5日のニュースをお届けします。

   1.EUの自由貿易堅持を望む 中国外交部

   中国外交部の毛寧(もう・ねい)報道官は4日の記者会見で、欧州連合(EU)のボレル外交安全保障上級代表が中国との「デカップリング(切り離し)」は非常に難しく、引き続き互恵関係を維持していきたいと表明したとの質問に、中国はEUが自由貿易堅持と保護主義反対の約束を守り、中国と共に中国・EU間の経済・貿易協力の大局を守ることを希望すると述べました。

   2.千人が踊る、端午節の民族舞踊イベント開催 中国新疆ウイグル自治区

   中国新疆ウイグル自治区イリ・カザフ自治州で4日、旧暦5月5日の端午節(今年は6月10日)の到来を祝い、千人が一堂に会して民族舞踊を踊る年に1度のイベントが開かれました。

   3.海南島海岸域のマングローブ林、炭素蓄積量が国内最大

   中国海南省海口市でこのほど、海藻や海草などに取り込まれた炭素「ブルーカーボン」について話し合う国際フォーラムが開かれ、海南島海岸域に広がるマングローブ林の炭素蓄積量は1ヘクタール当たり273・6トンと国内最大であることが分かりました。

   フォーラムには国内外の大学や研究機関、企業の専門家や研究者、代表らが出席しました。ブルーカーボンをキーワードに深く意見交換するとともに、国際プロジェクト協力を促進し、グローバル気候ガバナンスに貢献するための合意を形成しました。

   4.中国で増える若年就農者、農地のハイテク化を推進

   中国では近年、若年就農者の動向が注目を集めています。一部地域では農業用ドローンの操縦や薬剤調合、虫の識別技術開発など専門分野で活躍する若者も増えています。

   5.採炭地盤沈下地域の活性化、太陽光発電で推進 山西省

   中国山西省大同市はここ数年、採炭による地盤沈下で荒廃したエリアの総合整備を積極的に進め、豊富な太陽光エネルギー資源を生かし、エリア内に太陽光発電所を建設しています。

   2016年に発電を開始した採炭地盤沈下地域国家先進技術太陽光発電モデル基地では、太陽光パネルの下に低木など大量の常緑植物を植える「林光互補」モデルを採用しました。発電効率に影響することなく、地盤沈下地域の土壌の保持や生態環境の改善を促し、太陽光発電所と生態環境の協調的な発展を実現しました。

   6.江蘇省常州市の電動バイクメーカー、海外でシェア拡大

   中国江蘇省常州市はここ数年、「新エネルギー都市」づくりに力を注ぎ、政策や人材などの面から支援を提供し、民間の新エネルギー企業の海外進出を手助けしてきました。2016年に創業した常州浩万新能源科技(HORWIN)は、海外市場を主戦場とするスマート電動バイクメーカーで、欧州やアフリカ、「一帯一路」共同建設国などの海外市場を積極的に開拓してきました。すでに200件を超えるコア技術特許を取得し、100以上の国と地域に製品を輸出しています。

   以上、「新華ラジオ-日本語で聞く中国ニュース」をお伝えしました。

 

 

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