【新華社北京5月29日】新華ラジオ-日本語で聞く中国ニュース、5月28日のニュースをお届けします。
1.中日韓ビジネスサミット開催、出席者が協力強化に期待示す
韓国のソウルで27日、第8回中日韓ビジネスサミットが開かれ、出席した3カ国のビジネス界関係者はデジタルトランスフォーメーション(DX)や貿易促進、サプライチェーン(供給網)の安定、グリーン(環境配慮型)発展などで協力を強化し、地域経済の発展を促進することに期待を示しました。
2.中米両国、第2回海洋問題協議を開催
中米両国は24日、第2回海洋問題協議をオンラインで開きました。中国外交部の洪亮(こう・りょう)国境・海洋事務司長と米国務省のマーク・ランバート中国調整官兼副次官補(東アジア・太平洋担当)が会議を主宰しました。外交部が28日発表しました。
3.台湾問題で代価を払わずに済むと妄想すべきでない 中国外交部
中国外交部の毛寧(もう・ねい)報道官は27日の定例記者会見で、同部が22日に発表した米軍需企業12社と高級管理者10人に対する制裁措置に関し、「米国による中国企業への制裁措置と台湾地区指導者の『就任式』出席への対抗措置ではないか」との質問に、中国は引き続きあらゆる必要な措置を講じて自身の正当かつ合法的な権益を守ると表明、いかなる国家、組織、個人も台湾問題で一線を超えても代価を払わずに済むと妄想すべきでないと強調しました。
4.中国の工業企業利益、1~4月は4・3%増
中国国家統計局が27日に発表した全国の一定規模(主要業務の年間売上高2千万元、1元=約22円)以上の工業企業の1~4月の利益額は前年同期比4・3%増で、1~3月と同水準の伸び率でした。
5.中国四川省、世界レベルのクリーンエネルギー拠点構築を推進
クリーンエネルギーで独自の強みを持つ中国四川省は水力・風力・太陽光・水素・天然ガスなど複数のエネルギーによる相互補完型の発展を推進し、世界レベルのクリーンエネルギー拠点の構築を急いでおり、エネルギーの優位性を発展の優位性へと転換しています。同省発展改革委員会の代永波(だい・えいは)主任がこのほど、国務院新聞(報道)弁公室の記者会見で明らかにしました。
6.上海で「ITB中国」開幕 観光産業の国際見本市
中国上海市で27日、観光産業の国際見本市「ITB中国2024」が開幕しました。中国の観光産業と国際市場とのより効率的な交流・協力の促進を図ります。今年は展示規模が23年より6割拡大します。80を超える国・地域から600以上の観光団体・企業が出展します。
7.中国で古茶樹の資源調査進む 総数は5600万株超
中国で樹齢100年を超すチャノキ(茶の木)「古茶樹」の資源状況が明らかになりつつあります。最新データによると、中国にある古茶樹は樹齢100年未満の野生のチャノキを含めて5624万2600株です。主に雲南省、貴州省、広西チワン族自治区、重慶市、四川省などに分布し、うち雲南省が5494万6700株と全国の97・7%を占めます。
以上、「新華ラジオ-日本語で聞く中国ニュース」をお伝えしました。