聴覚障害児に勇気伝える教員、言語教育に尽力 湖北省武漢市

聴覚障害児に勇気伝える教員、言語教育に尽力 湖北省武漢市

新華社 | 2024-05-21 15:56:32

17日、湖北省武漢市江夏区の小葵花リハビリテーションセンターで訓練に取り組む李虹葭さんと子どもたち。(武漢=新華社記者/杜子璇)

  【新華社武漢5月21日】中国湖北省武漢市江夏区の小葵花リハビリテーションセンターで教員として働く李虹葭(り・こうか)さんは、補聴器や人工内耳を使用する聴覚障害児に口話を教えている。

   李さんは一人一人に合わせたリハビリ計画を立て、声を聞きやすく、唇の動きを見分けやすくするためにやや誇張した表情や身ぶり手ぶりでコミュニケーションを取る。子どもたちが思い切って話した時や正しく発音できた時、李さんは熱意を込めて称賛する。天気の良い日は校外活動としてスーパーで買い物をし、時には屋台で商品を販売する。生活の場面で声を発し、他の人と交流することを学んでほしいという願いがある。

  李さんは子どもたちの成長を温かく見守ってきた。特別支援教育に携わって15年、聴覚障害のある何百人もの教え子が訓練を終え、幼稚園や小学校に入って社会に溶け込んでいる。多くの保護者が李さんを「声を伝える天使」と呼び、通信アプリ「微信(ウィーチャット)」を通じてわが子の成長を伝えてくる。李さんは会話の履歴を全て保存し、折に触れ読み返している。(記者/杜子璇)

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17日、湖北省武漢市江夏区の小葵花リハビリテーションセンターで訓練に取り組む李虹葭さんと子どもたち。(武漢=新華社記者/杜子璇)pagebreak

湖北省武漢市江夏区で、子どもたちと共に公園で遊ぶ李虹葭さん。(4月20日撮影、武漢=新華社記者/杜子璇)pagebreak

湖北省武漢市江夏区の公園で、子どもたちと公園でたこ揚げをする李虹葭さん。(4月20日撮影、武漢=新華社記者/杜子璇)pagebreak

湖北省武漢市江夏区の小葵花リハビリテーションセンターで教え子と共に訓練に取り組む李虹葭さん。(3月27日撮影、武漢=新華社記者/杜子璇)

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