【新華社北京5月16日】新華ラジオ-日本語で聞く中国ニュース、5月15日のニュースをお届けします。
1.中ロ博覧会、黒竜江省ハルビンで16日開幕
中国黒竜江省ハルビン市では、16日から6日間開かれる第8回中国・ロシア博覧会のメイン会場の準備がほぼ整い、開幕に向けた雰囲気が都市全体で高まっています。
2.中国の鉄道旅客輸送量、4月は3億6千万人超す
中国国家鉄路局が14日発表した4月の鉄道旅客輸送量は前年同月比9・6%増の3億6015万人、貨物輸送量は1・9%減の4億759万トンでした。鉄道分野の固定資産投資は10・5%増の1849億元(1元=約22円)となりました。
3.アジア初の円筒型海上石油・ガス加工施設、珠江口盆地へ出発
中国が独自に設計、建造したアジア初の円筒型の海上石油・ガス加工施設「海葵(かいき)1号」が12日、山東省青島市にある中国海洋石油集団(CNOOC)青島国際化ハイエンド設備製造基地の港を出発しました。1200カイリ(約2222キロ)以上離れた珠江口盆地に運ばれ、設置作業が行われます。中国初の深水油田二次開発プロジェクトの年内稼働に向け土台を築きました。
4.南アフリカ金融大手アブサグループ、北京に事務所開設
アフリカ最大の多角的金融サービスグループの一つである南アフリカのアブサグループはこのほど、中国北京市にオフィスを開設しました。北京オフィスはノンバンク子会社として、中国企業の対アフリカ貿易・投資などに関するコンサルティングサービスを提供するとともに、総合的な証券調査リポートなども不定期的に発表します。
5.山東省でコンピューティング・プラットフォーム稼働
中国山東省の国家スーパーコンピューティング済南センターはこのほど、省内のコンピューティング資源を統合したプラットフォーム「山東算網」の運用を開始しました。
計算ソフトウエアや業界データ、モデルアルゴリズムなどコンピューティングネットワークサービスの全要素を網羅し、産業分野への応用を推進します。省内16市をカバーし、コンピューティング力の需給不均衡問題の解決を目指します。
6.中国福建省、茶産業と他分野の融合発展を推進
中国福建省はここ数年、茶に関する文化や産業、技術の融合発展を推進し、名産品の福鼎白茶、武夷岩茶、安渓鉄観音茶などを文化・観光や大健康(健康管理から医療医薬、リハビリ、介護までを含めた概念)、飲食などの分野に定着させ、新たな飲料や食品、施設の誕生につなげてきました。茶産業は省の基幹産業として、農村振興と農家の収入増をけん引しています。
以上、「新華ラジオ-日本語で聞く中国ニュース」をお伝えしました。