習近平氏、北京市八達嶺鎮の村民に返信 長城の保護を強調

習近平氏、北京市八達嶺鎮の村民に返信 長城の保護を強調

新華社 | 2024-05-16 08:52:24

   【新華社北京5月15日】習近平(しゅう・きんぺい)中国共産党中央委員会総書記・国家主席・中央軍事委員会主席は14日、北京市延慶区八達嶺鎮石峡村の村民に返信し、心からのあいさつと切なる期待を述べた。

  習近平氏は次のように述べた。ここ数年、あなたたちは自発的に長城を保護し、長城文化を伝承し、長城の資源を生かして豊かになる道を歩んでおり、私は非常にうれしく思っている。

  習近平氏は次のように強調した。長城は中華民族の代表的シンボルと中華文明の重要な象徴であり、中華民族のたゆまず努力する奮闘精神や一致団結して困難を克服する意志、強靭(きょうじん)で不屈の愛国の情を凝集している。この歴史的文化遺産をしっかりと守り、伝えることはわれわれの共通の責任である。みなが努力を続け、ふるさとを守るように長城を守り、長城文化を発揚し、長城の物語を語り、より多くの人が長城を知り、長城を守るよう促し、祖先が残したこの貴重な財産を子々孫々伝え、社会主義文化強国の建設と中国式現代化の推進に貢献することを希望する。

 

  長城は中国で現存する最大規模の文化遺産である。1984年、鄧小平(とう・しょうへい)、習仲勲(しゅう・ちゅうくん)ら指導者は首都の複数の機関が発起した活動「わが中華を愛し、わが長城を修復する」のために題辞を記し、国内外の中華の子女の長城を保護する情熱を喚起した。第18回党大会(2012年11月)以来、習近平総書記は長城の文化的価値の発掘と文化遺産の伝承・保護の取り組みを非常に重視し、何度も重要指示を出し、長城国家文化公園建設を指導し、推進した。八達嶺の長城の麓にある石峡村の村民が先ごろ、習総書記に手紙を送り、長城保護の取り組みへの自発的参加と村の発展・変化などの状況を報告し、長城を引き続き守り、長城文化を伝承する決意を示した。

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