新華ラジオ－日本語で聞く中国ニュース（５／１１～５／１２）

   【新華社北京５月１３日】新華ラジオ－日本語で聞く中国ニュース、５月１１～１２日のニュースをお届けします。

   １．中国、衛星「試験２３号」の打ち上げに成功

   中国は１２日午前７時４３分（日本時間同８時４３分）、衛星「試験２３号」を酒泉衛星発射センターから運搬ロケット「長征４号Ｃ」で打ち上げました。衛星は予定の軌道に乗り、打ち上げは成功しました。

   ２．中国、パキスタンに衛星データ引き渡し　「嫦娥６号」に相乗り

   中国は１０日、月探査機「嫦娥６号」と共に打ち上げられたパキスタンのキューブサット「ＩＣＵＢＥ－Ｑ」が収集したデータをパキスタンに引き渡しました。

   ３．「中国ブランドデー」イベント開幕　上海市

   中国上海市で１０日、「中国ブランドデー」のイベントが開幕しました。１４日までの５日間開かれます。イベントの重要な一環として中国ブランド博覧会が上海世博展覧館で開かれ、約７万平方メートルの会場で中国ブランドの発展の新たな成果をテーマごとに紹介します。

   ４．中国初の新型スマート重負荷電気機関車が完成　湖南省株洲市

   中国初の新型スマート重負荷電気機関車が９日、湖南省株洲市で完成しました。多くの先進技術を採用するとともに、スマート補助設備を多数搭載し、輸送力、省エネ性能、スマート機能、安全性などが向上しました。

   ５．２０２４世界ブランド莫干山大会、浙江省で開催

   「２０２４世界ブランド莫干山大会」が１２日までの３日間、浙江省湖州市徳清県で開かれ、世界から参加した４千人以上の代表が世界のブランドの話題に焦点を当て、観点を集約し、声を発信しました。

   ６．大慶油田、スマート・グリーン化を加速

   中国エネルギー大手、中国石油天然気集団傘下の中国石油大慶油田は、国内で重要なエネルギー生産拠点として、ここ数年は「双炭」戦略（二酸化炭素排出量の２０３０年までの減少転換、６０年までの実質ゼロ）の実行に全力を注ぎ、グリーントランスフォーメーションの新たなモデルを探求しています。

   従来型エネルギーを基礎に、太陽光発電や風力発電などの新エネルギープロジェクトを積極的に推進し、新エネ事業を本業に取り入れ、スマート化とグリーン化を加速。風力と太陽光、天然ガス、水素貯蔵を一体化したモデルは既に一定の規模を持ち、従来型の石油・ガス企業から現代的な総合エネルギー企業への転換、高度化に向けた重要な一歩を踏み出しています。

   以上、「新華ラジオ－日本語で聞く中国ニュース」をお伝えしました。