習近平氏、学校の思想政治教科建設で重要指示

   【新華社北京５月１２日】習近平（しゅう・きんぺい）中国共産党中央委員会総書記・国家主席・中央軍事委員会主席はこのほど、学校の思想政治教科建設について重要指示を出し、第１８回党大会（２０１２年１１月）以来、党中央が一貫して学校の思想政治教科建設を教育活動の重要な位置に据えてきたことで、思想政治教科建設に対する党の指導が全面的に強化されたと指摘した。

   習近平氏は次のように強調した。新時代の新たな征途において、思想政治教科建設は新たな情勢と新たな任務に直面しており、新たな様相を示し、新たな行動を起こす必要がある。新時代の中国の特色ある社会主義思想を指導理念とし、党の教育方針を全面的に徹底して、「立徳樹人（徳を重んじて人を育てる）」という根本的任務を実行に移し、新時代の中国の特色ある社会主義思想を中核的な内容とする教科・教材体系を構築することで、大学・小中高校の思想政治教育の一体化建設を深く推進しなければならない。

   各級の党委員会（党グループ）は思想政治教科建設を重要議題に据え、各級・各種の学校は主体としての責任を積極的に担い、新時代の思想政治教育の新たな局面を絶えず切り開いて、党を安心させ、国を愛し国にささげ、民族復興の重責を担う時代の新人をより多く育成するよう努めなければならない。

   新時代の学校の思想政治教科建設を推進する会議が１１日、北京で開かれ、習近平氏の重要指示が伝えられた。会議には丁薛祥（てい・せつしょう）共産党中央政治局常務委員・国務院副総理が出席し、演説した。