【新華社北京5月11日】新華ラジオ-日本語で聞く中国ニュース、5月10日のニュースをお届けします。
1.北京で「日本青書」の新刊発表会と関連シンポ開催
中国の学者、専門家が日本の政治、経済、外交、文化などについてまとめた「日本青書」シリーズの新刊発表会が8日、北京で開かれ、「日本研究報告2022」「日本研究報告2023」の2冊が紹介されました。関連シンポジウムも開催され、出席者が日本の現状、新型コロナウイルス感染症やロシア・ウクライナ衝突などが日本に与えた影響などについて議論しました。
2.中国初の船外暴露実験完了、良質牧草の種子を研究機関が回収
中国農業科学院は7日、宇宙ステーションの暴露実験装置で11カ月にわたり船外放射線を受けた後、有人宇宙船「神舟17号」が地球に持ち帰った「中天」シリーズのムラサキウマゴヤシ(アルファルファ)やエンバクなど種子5種類を、同院蘭州牧畜・獣薬研究所の牧草ストレス耐性育種・利用革新チームがこのほど回収したと明らかにしました。
3.鉄道車両設備企業の生産急ピッチ、注文増に対応 中国湖南省株洲市
中国湖南省株洲市の田心ハイテクパークにある株洲聯誠集団は、軌道交通設備・部品の世界的なサプライヤーです。国内外からの注文に対応するため、生産を急ピッチで進めています。今年第1四半期(1~3月)の売上高は前年同期比69・0%増、海外からの受注は2・5倍に上っています。
4.中国とラオスを巡るツアー、「パンダ特別列車」で出発
中国貴州省の貴陽駅で8日、パンダをあしらった特別列車が観光客200人余りを乗せて出発しました。
列車は中国鉄路成都局集団が運行するY477便「多彩貴州号」です。ツアーは8日間で、同駅から特別列車で雲南省シーサンパンナへ向かい、動力車に乗り換えてラオスのビエンチャン、バンビエン、ルアンパバーンなどを訪れます。
5.職人が無形文化遺産の技を披露 中国貴州省
中国貴州省貴陽市で8~10日、第2回全国郷村振興職業技能コンテストが開かれました。政府の「郷村工匠名師」認定を受けた手刺しゅうや手編みの職人52人が全国から集まり、無形文化遺産の見事な技を披露しました。
以上、「新華ラジオ-日本語で聞く中国ニュース」をお伝えしました。