新華ラジオ-日本語で聞く中国ニュース(5/9)

新華ラジオ-日本語で聞く中国ニュース(5/9)

新華社 | 2024-05-10 13:43:56

   【新華社北京5月10日】新華ラジオ-日本語で聞く中国ニュース、5月9日のニュースをお届けします。

   1.ますます広がる中国とセルビアの友好の道

   中国とセルビアはここ数年、緊密な関係を維持し、全面的戦略パートナーシップの中身を日増しに充実させてきました。実務協力は実りある成果を上げ、両国民の友情の絆はさらに強まり、苦楽を共にしてきた両国の友好の道はますます広がっています。

   2.中国、中軌道ブロードバンド通信衛星の打ち上げに成功

   中国は9日午前9時43分(日本時間同10時43分)、初の中軌道ブロードバンド通信衛星「智慧天網1号01」を搭載した運搬ロケット「長征3号B」を西昌衛星発射センターから打ち上げました。衛星は予定の軌道に投入され、打ち上げは成功しました。

   3.低炭素で環境に優しい「培養肉」、量産に向け研究進む 江蘇省

   中国で初めて動物の細胞を使った「培養肉」を作ることに成功した江蘇省の南京農業大学で、培養肉の量産化に向けた研究が進められています。

   研究を主導するのは、同大の肉品質制御・新資源創出全国重点実験室で主任を務める周光宏(しゅう・こうこう)特任教授です。「将来的に、ブタを飼育しなくても『豚肉』が食べられるようになる」と話しました。3Dバイオプリント技術が日増しに進歩しており、形状のほか赤身と脂肪の割合も好みに合わせて調整できるといいます。

   4.中国の科学者、デイノニクス類恐竜の世界最大の足跡を発見

   中国北京市の中国地質大学(北京)と福建省の英良石材自然史博物館を中心とする科学者チームは6日、福建省にある白亜紀後期の恐竜足跡化石群「竜翔恐竜足跡群」で見つかった大型のデイノニクス類の足跡が、これまで世界で確認されているデイノニクスの足跡の中で最大だと分かったと明らかにしました。うち、五つの足跡は平均の長さ約36・4センチ、幅16・9センチで、研究者らは足跡化石の新属新種として「英良福建足跡」と命名しました。研究成果を国際学術誌アイサイエンスに発表しました。

   5.滬渝蓉高速鉄道、上海-南京区間の工事進む

   中国の鉄道建設大手、中国中鉄傘下の中鉄十局集団が建設を進める滬渝蓉(こゆよう)高速鉄道(上海-重慶-成都)は、上海-南京区間の工事が順調に進んでいます。同鉄道は、縦横各8ルートから成る中国の高速鉄道網「八縦八横」の長江沿いルートを構成する重要路線の一つとなっています。

   以上、「新華ラジオ-日本語で聞く中国ニュース」をお伝えしました。

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